オリジナル浅煎りカップ!

オリジナル浅煎りカップ!

このたびオンサヤコーヒーオリジナルのコーヒーカップが完成いたしました!しかもなんと“浅煎り”に特化したカップなんです!制作は九州の“柳忠義”さん。今回はカップ完成までのお話を。

カップ作りへの挑戦

カップ作りはコーヒー屋ならやってみたいことの一つではないでしょうか。そんな課題?というか心躍る案件に何度かチャレンジしたことがある。

九州の波佐見まで行ってみたり、地元の方と打ち合わせたり、。でもその都度なかなかうまくいかなかった。
でもやっぱり作りたいなぁと思い立ち岡山の名ギャラリー「油亀」の柏戸さんに相談してみた。

こんな浅煎りのカップが作りたいんですがどなたかおられますか?柏戸さんは即答でピッタリな方がおられます。と、九州の“柳忠義”さんを紹介してくださった。

これはいいものができる!! と、早速カップ制作がスタート。コンセプトは”浅煎り用取っ手なしカップ。

こだわりを追求し試作の繰り返し

まず形は少し内側に入り込んだワイングラスのような形。これにより多量の液体が口内に流れ込み複雑な味わいを感じ取ることができ酸っぱくない(酸味だけでなく甘みや風味を感じやすい)浅煎りコーヒーを楽しめる。

厚みは繊細な味を感じ取りやすいよう薄めが理想としたが取っ手なしに拘ったため持つと熱すぎるので少し厚めに。取っ手なしは手で液体の温度を感じれるのがウリで、さらに少し冷ました方が味わいをキャッチしやすいのでなしにしてみた。

カップの大きさも難しく持った時の重さもあり、何より美しい形に仕上げたいことから何度も何度も試作していただいた。正直、本当に心苦しい日々でした(笑)

モチーフはやっぱり...

デザインのモチーフはブラックミュージック(笑) どんなものでしょう??との質問が当然やってきた(笑)

そこでアレサフランクリンの「GOLD」と言うベスト盤のジャケと、トニーウイリアムスの「Spring」、オーティスレディングの「ソウル辞典」のジャケなどを提案しデザインしていただいた。めんどくさい客この上なかったことと思います・・。

そしてついに完成!
そんなこんなで最終サンプルが来た。もうこれ以上はできない!と柳さんからも宣言されていたが、到着したカップは完璧。
ただただ感動・・。素晴らしい形、質感、色合い、そしてコーヒーを飲んだ時の味わい。完璧の一言だった。柳さん・・。ありがとうございます!!!

ブルーのカップ(ソウル辞典w)は柳さんらしい垂れもありコラボ感がとても出ててすごく良かった。
ONSAYAの浅煎りカップ。本当に素晴らしい、onsayaらしいカップです。

 




問屋町店では浅煎りのコーヒーをご注文の方にはこちらのカップでご提供しております♪あわせてカップ販売も行っております!ぜひご自宅でも最高のカップで最高のコーヒーをお楽しみくださいませ。

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