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"オレ" と "ラテ"
October 5 2020
·
October 5 2020
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コーヒー店で受ける最も多い質問の1つに「カフェオレとカフェラテの違い」があります。
どちらもミルクが入ったコーヒーということは分かっているけど、違いがわからないという方も多いのではないでしょうか。
今回は、「カフェオレ」と「カフェラテ」の違いについてご説明します。
何が違うの?
❙ "オレ"も"ラテ"もミルク
"Au lait(オレ)"はフランス語、"Latte(ラテ)"はイタリア語でどちらも"ミルク"を意味する言葉です。つまり、どちらも〔カフェ + ミルク〕という意味の同じ言葉なのです。
❙ "カフェ"はコーヒー
説明するまでもありませんが、「カフェオレ」と「カフェラテ」のどちらにも付いている"Cafe(カフェ)"は"コーヒー"を意味します。
同じ"コーヒー"ではありますが、イタリアでは"Cafe"と言うと一般的には"エスプレッソコーヒー"を示します。
❙ コーヒーが違う
つまり、「カフェオレ」と「カフェラテ」の違いはそれぞれが生まれた国のコーヒーの違いにあります。
フランスで生まれた「カフェオレ」は〔ドリップコーヒー + ミルク 〕
イタリアで生まれた「カフェラテ」は〔エスプレッソ + ミルク〕
ということになります。
❙ ミルク量にも違いが
「カフェオレ」と「カフェラテ」ではコーヒーと混ぜるミルクの量にも違いがあります。全体量に対してのミルクの割合が「カフェオレ」は50%、「カフェラテ」では80%くらいが一般的です。
これも、使っているコーヒーの違いに由来します。
"エスプレッソコーヒー"はコーヒー豆に圧を加えてるため、他の抽出方法よりもかなり濃く抽出されます。「カフェオレ」と同じミルク量だとミルク感が薄れてしまうため、「カフェラテ」ではより多い割合のミルクを使用しているのです。
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