【話題のデカフェ】カフェインレスコーヒー事情と選び方

【話題のデカフェ】カフェインレスコーヒー事情と選び方

カフェインレスコーヒー需要の高まり

みなさまこんにちは、ご無沙汰リトルアズマです。

さてさて、以前にデカフェについての記事を書きましたが、やはり最近カフェインレスの需要は高まっているなと感じる今日この頃です。

そもそもカフェインとは?

カフェインレスコーヒーの需要が高まっている

“カフェイン”には覚醒効果があり、活力の元になりますが、これから副交感神経を優位にしようとする場面(夜間など)においては正直困ります。

カフェインは体内に入ると効果がしばらく持続します。
半減するのに4時間と言われていますが、人によってはもっと長いかもしれません。

夕方に飲むとカフェインの効果が就寝時間に影響を及ぼす可能性があるということです。

カフェインは取りたくないけど、コーヒーは飲みたい!

ノンカフェインコーヒー

先にも書いたように、カフェインを取ると夜眠れない方は夕方にコーヒーを飲むことが出来ません。

でも、コーヒーにはほっとさせるリラックス効果もあるので、疲れて帰ってきて一服の時にやっぱり飲みたくなりますよね!

そこで、デカフェ(カフェインレス、ノンカフェインコーヒー)の出番です。

カフェインが入ってないんだからいつでも安心して飲めますね!


カフェインレスコーヒー、デカフェっておいしいの?

デカフェのコーヒー豆

一般的にデカフェの味ってイマイチなことが多いです。
やはり、カフェインを除去したコーヒーは香味が落ちるとされています。

カフェインは無くなりますし、カフェインを除去する時にその他のいい成分も若干抜けてしまうこと、またその工程における変化もあるのかもしれません。

どうしてもコーヒーのいい香りやテイストが少し失われ、デカフェ特有の味がします。

デカフェはどうしたって美味しくならないのでしょうか?

実はそんなこともありません!

カフェイン以外の成分が100%同じ!とはもちろん言い切れませんが、超臨界二酸化炭素抽出法はウォーター式より成分の残留が多いみたいですし、スペシャルティコーヒーのいい豆を使ってデカフェにすれば、かなり美味しいコーヒーになります。

今までイマイチなデカフェが多いと思っていたのには、成分の欠落よりも実は大きな理由があるようです。


カフェインレスコーヒーは高コスト

デカフェは高コスト!

デカフェ、カフェインレスにするためには非常にコストがかかります。

国内でデカフェ加工する場合、新鮮なデカフェ豆を手に入れることが出来ますが、国内での加工費は非常にコストが高いのです!
つまり、いいデカフェ豆は非常に高価になります。

そこをなるべく抑えた売価にするためには、生豆の品質を落とす必要が出てきます。
80点くらいのロースペシャルティのコーヒー豆でも相当高くなります!
大体普通の倍〜2.5倍!!!
ケニアのトップコーヒー豆やゲイシャとかピンクブルボンなどが買えちゃいますよね・・。

一方国内でなく、海外での加工の場合は比較的コストが抑えれます。
しかし、最低加工ロットがかなり大きく大量のコーヒー豆を加工する必要があります。

なので、高品質なスペシャルティコーヒー豆を加工するには・・・
そもそも大量のスペシャルな豆を確保できるのかという問題と、
大量なのでかなりのリスクを負う必要があります。

結果、商社が量と価格等で勘案した比較的品質の低い豆が多いのが現実です。デカフェ豆は劣化が早いので、海外で加工したものは注意が必要です。


つまり・・
スペシャルティな豆を国内で加工し、高い価格で販売する

か、

海外加工品で商社がセレクトしたいいものを探す

となります。(それでもかなり割高です。)

ジレンマですね・・。

安くておいしいデカフェは難しい。。

結果、
  • 品質が良いけど高いデカフェ
  • 品質が低いけど安いデカフェ
の2択です。
ちょっと高いかもしれませんが、美味しいカフェインレスコーヒーをゲットして、楽しいコーヒーライフを。

デカフェは本当にピンキリなのでよく選んでくださいね!
店の人に豆の素性を聞いてみるといいかと思います。
答えれない店の豆は、スペシャルティグレードではない可能性が高いかも)

ONSAYAのデカフェをご紹介♪

現在のONSAYAで取り扱っているデカフェは、
ETHIOPIA DECAFです。


しっかりコーヒーの風味を感じられるデカフェ中深煎りです。

美味しくほっこり出来ますよ!

ぜひこの機会にお試しください!

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