あずまの蘊蓄珈琲談(vol.7)

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フレンチプレスはいいの?

フレンチプレス(プランジャー)は紅茶のようにただコーヒーの粉を入れてお湯を入れあとは数分待つだけ。(基本は4〜5分)プランジャーを降ろして豆を堰き止めてカップに注いで完成します。とっても簡単なのと、誰が淹れてもある程度同じ味になります。その上ペーパーで濾さないのでコーヒーのオイルが楽しめます。コーヒーを甘く感じるんです。簡単で美味しい。とってもいい抽出方法ですよね。

フレンチプレスは1929年にフランスでイタリア人デザイナーが作ったとされているようで、実はかなり古い器具なんです。そして紅茶を淹れる器具みたいと言われますが、もともとコーヒー抽出器具なんです。これは驚きですよね。ヨーロッパなんかでは結構メジャーな抽出器具です。 フレンチプレスの良いところは簡単なところと「コーヒーの味をカットすることなく抽出することができる」ところでしょう。ということは品質の良いコーヒーならとても美味しいし、品質がイマイチなら悪い部分もそのまま出てしまいます。良いところも悪いところも全部出てしまうんですね。なのでフレンチプレスで抽出する場合は品質の良いコーヒー豆を選ぶことが重要なんです。 あと私的には浅煎りがおすすめです。良い部分が多いのと甘さが出てくるのでとても飲みやすい浅煎りコーヒーになります。ドリップで少しきついなと思うコーヒー豆もプレスなら美味しいパターンも多くあります。

では美味しく淹れるコツですが、プレスの欠点は味の抽出力が弱いところです。なのでしっかり味を出してあげることが大事です。まず挽き具合を中挽きくらいにしましょう。味がしっかり出て美味しいです。微粉が入りやすので粗挽きと言われていますがそれでは薄いコーヒーになりやすいです。あとは高い温度で抽出(94〜98℃)してみることや、お湯を注ぐとき勢いよく注いで攪拌してみることを試してみましょう。味がしっかり出てくるでしょう。 少し粉っぽくなるのでその微粉が嫌いな方も多いですが、プランジャーをゆっくり下げる、カップに入れる時にゆっくり傾けて上澄みを入れていく、全て注ぎ切らずに少し残して完了させる(最後の液体にたくさんの微粉が残ってます)などで対応してみましょう。注ぐ時に茶漉しで濾すのも良いです。

さてもっと色々と美味しいプレスの楽しみ方がありますが、今日はこの辺でお別れです。 ONSAYAではより美味しいプレスの淹れ方でお客様に提供しております。なんでもご質問くださいませ。では良い珈琲時間を!          

文 あずま

 

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